阪本(後藤)純子の書斎 Junko Sakamoto-Goto’s Study

阪本(後藤)純子 [Junko Sakamoto-Goto] の著作等の閲覧が可能です。

 

21歳の春にサンスクリットに出会い,雪の結晶のような構造の美しさに魅せられた。

1年後にパーリを読み,インドアーリヤ語のダイナミズムに心躍らせた。


パリで博士号を取得後,カール・ホフマン教授(西独エルランゲン大学印欧語比較言語学・インドイラン学)に「研究者であること」を学ぶ。


言語と文献とが表裏一体をなし,その上に自ずと思想が現れ出ることを実感しつつ,ヴェーダから仏教・ジャイナ教に至る,古・中期インドアーリヤ語の言語・文献・思想を研究対象とする。


次々と現れるテーマの磁力に引かれて,種を蒔くことに夢中となり,収穫する間もなく過ぎた研究人生を顧みて,刈り入れを急ぐ日々を送る。

 

気が付けば,あたりは冬の荒野,収穫する前に雪に埋もれた作物を掘り起こし,新たな命を吹き込み,世に送ろうと焦る日々です。

 

かつて書いたものが,これから書くものが,いつか,どこかで,誰かの役に立つことがあるようにと祈りつつ,ここに掲載します。

 

(学会発表・講義用配布資料を含む著作の引用に際しては、著者名・出典を明記し、知的所有権に留意下さい。)

  

"Die Wissenschaft ist das Operieren mit Gruenden und Gegengruenden. Alles andere ist nur Geschwaetz." [Das Wort an der Wand des Erlanger Instituts]

 

"Keine Tat, kein Wort, kein Gedanken geht verloren. Alles bleibt und traegt Fruechte. Professor Dr. Karl Hoffmann 26.2.1916-21.5.1996" [Die Grabenschrift]

 

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